こんばんは、トータルインテリアです。
みなさんはエコカラットって、どんなものなのかご存知ですか?
エコカラットは調湿機能や消臭効果があり、さらにインテリアに適したデザインが充実しているため、リフォームでも新築でも人気の壁材です。
機能が充実していて、快適な暮らしをつくる、環境にも人にもやさしい内装建材です。
今回は、そんなエコカラットについてご紹介したいと思います!
「エコカラット」は、住宅設備メーカーLIXILが開発した多孔質セラミック素材からできた内装壁機能建材です。エコカラットには微細な1ナノメートル(1mmの百万分の1)の孔(あな)があり、室内の湿気を吸収・放出することで、湿度を調整する働きを持っています。料理やペットのニオイを吸収、有害物質の低減など日々の暮らしを快適に保ってくれる人気の商材です。さまざまな形状やレリーフがあり、デザイン性が高いのも特徴です。従来の「エコカラット」は、水拭きが難しいとされていましたが、新しく発売された「エコカラットプラス」では機能や性能はそのまま、水拭きができるようになりました。調湿建材では難しかった水拭きによるお手入れを可能にしたため、水まわりにも積極的に取り入れることができます。現在はエコカラットプラスとしてグレードアップされています。
次にエコカラットには、どんな効果やデメリットがあるのかみていきましょう。
エコカラットの効果やメリット
・調湿機能
湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出して快適な湿度に保とうとする特性があります。結露を抑え、梅雨時期のジメジメした空気の不快感を軽減したり、カビやダニの繁殖を抑制する効果も期待できます。
・脱臭機能
トイレ、生ゴミ、たばこ、ペットなどの気になる生活臭がたくさんありますが、エコカラットの持つ小さな孔(あな)が、においの原因となる成分を吸着し脱臭します。
・有害物質の吸着・低減
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやトルエンなど有害物質を吸着し、低減します。
・水拭き掃除が可能
従来の調湿建材ではむずかしかった、水拭きによるお手入れがエコカラットプラスなら可能です。水はねを気にせず使えるので、洗面所やトイレなど水まわりにも使いやすいです。
エコカラットのデメリット
・コストがかかる
機能性が優れているエコカラットは、壁紙と比べるとコストがかかります。壁紙と同じように部屋全体に使用すると高額になってしまいます。広い面積の壁に設置したい場合は予算に注意が必要です。
・割れや欠けのおそれ
エコカラットは焼き物なので、硬いものがぶつかると割れたり欠けたりする可能性があります。家具の移動が多い場所や下部を避けて施工しましょう。
焼き物素材であるため、押しピンでポスターを貼ったり、フックを取り付けたりすることは難しいです。
・変更しにくい
エコカラットを剥がすのは非常に大変な作業となります。エコカラットは専用の強力な接着剤を用いて下地に取り付けられているため、変更する際には、下地のボードごと変更しなければならない場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、エコカラットの効果やメリット・デメリットをご紹介しました。
エコカラットは機能が充実していて、デザイン性もあるので、みなさんの快適な暮らしを支えてくれるでしょう。しかし、普通の壁紙に比べて価格が高いところがデメリットでもあります。事前に考えて検討する必要がありますね。
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